EMPOWER(エンパワー)
ダンディライオン(たんぽぽ)のほのかな香ばしさをベースに、気持ちをONにするスパイスたちをブレンド。
袋を開けた瞬間から広がるスパイスの香りが特徴で、スパイスカレーやチャイなどがお好きな方から特にご好評をいただいています。
この記事ではそんなEMPOWERの誕生秘話についてお話しします。
身体が教えてくれたアラート
仕事に追われていた頃、
朝から晩までずっとパソコンに向かっていた日々。
眠気を吹き飛ばすために、気合いを入れるために、
私のデスクにはいつもコーヒーかエナジードリンクがありました。
確かに元気が出る気はする。
でも、どこか無理しているような、そんな感覚もずっと残っていたんです。
ある日、いつものようにコーヒーを飲んだら、
なぜかひどく気分が悪くなってしまって。
「これはちょっと変だな」と思って代替品を探していました。
そんなとき出会ったのが、ハーブやスパイスが入ったナチュラル系のドリンクでした。
口当たりはやさしくて、でもどこか芯のある味わい。
飲んだあとは体がふっと軽くなって、じんわり力が湧いてくる感じ。
「ああ、こんなエネルギーの取り方もあるんだ」と、すごく惹かれました。
自分でも作ってみよう。そんな気持ちからはじまった
それをきっかけに、
「自分でも、体に負担をかけずに自然と元気が湧いてくるようなハーブティーが作れたら」
そんな気持ちが芽生えました。
思いついたのが、ダンディライオン(タンポポ)。
ダンディライオンの根を焙煎した「たんぽぽコーヒー」は「ノンカフェインのヘルシーコーヒー」として人気の素材で、試してみたけれど……
どうしても土っぽさが気になって、飲み続けるのは難しかったんです。
ヒントは、私の好きな「スパイスカレー」だった
ふと思い出したのが、昔から大好きだったスパイスカレー。
「このスパイスのエネルギー感、ハーブティーに活かせないかな?」
製造会社の方と相談しながら、スパイスとハーブの組み合わせを試してみることに。
そして、初めての試作。
ひと口飲んだ瞬間、口に広がったのは……
「……カレー😂w」
思わず笑ってしまったけれど、
「これはこれで、新しいハーブティーのスタイルかも」と、むしろワクワクしました。
スパイスの力で、気持ちにスイッチを。
そこから何度も試作を重ねて、
スパイスの香りを程よく整えて、
飲みやすさと“背中を押してくれるような刺激感”を両立させて。
そうして完成したのが、EMPOWER(エンパワー)です。
「よし、頑張ろう」が自然に引き出される一杯
EMPOWERは、
・朝のスタートに気持ちを切り替えたいとき
・午後のひと踏ん張りをしたいとき
・頑張りたいけど無理したくないとき
そんな場面で、静かに力をくれるような一杯を目指しました。
スパイスの刺激がスッと背中を押してくれる。
ハーブのやさしさが、体をいたわりながらエネルギーを届けてくれる。
「がんばらなきゃ」じゃなくて、
「よし、がんばろう」と自然に思える感覚。
それがこの一杯の目指したところです。